岡崎市でいい家づくりのため 住宅の設計者として考える【建築士のポジション。】~木の家設計作法‐37~
住宅の設計や施工管理を担当する私たち建築士の立ち位置はどこにあるべきでしょうか。
出会った当初は、まずは建主の思いや家族について、予算など様々な希望や条件を把握する事が大事で、
そのためには十分な対話が必要となり、建主と向かい合うことになります。
しかしそのプロセスを経て、お互いが目指す家についての共通認識を持ち得た後は、
建主に対面するというイメージではなく、横に並んで立ち、
お互いが常に同じ方向を見ながら並走するような形で進めていけるようにすることが、
いい家づくりの秘訣なのかもしれません。
「駘蕩の家」(二世帯住宅・大人の家) 詳しくはこちら
つまり、住まい手の立場を尊重しつつも、家づくりにおいては建築士は常に対等な立場で
意見を言い合う良きパートナーであることが最良のポジションなのではないかと思います。