【選定する材】~スタッフのひとりごと-其の62~
こんにちは。
現場が進む速さに驚いている和出(わで)です。
【悠悠閑閑の家】施工途中見学会も残り8日となりました。
見学会のはじめの頃と比べると施工も進み、
印象がだいぶ変わってきております。
はじめの頃の柱や梁がむき出しの状態が、
断熱材を入れることによって隠れてしまったり、
場所によってはプラスターボード(PB)と呼ばれる仕上げ材の下地を取り付けるまで進んでいます。
そのため段々と土台や柱、梁など、建物の構造材(骨組み)が隠れていっておりますが、
そんな建物の構造材(骨組み)、
全部同じ木材が使われているわけではないんです。
サン工房では場所によって木材を使い分けており、
例えば、土台や柱、根太などは地面から近いこともあるので、湿気や白蟻に強い桧材を使っていたり、
それ以外の梁や桁などは杉の木を使っています。
また、化粧梁と呼ばれる完成したときに見える梁は、
芯去り材と呼ばれる木材の中心部分から離れている材を使っています。
以外に思われるかもしれませんが、
高齢樹の太い原木からしか採れない芯去り材は、
目の詰まった赤身部分が多く、非常に強い材です。
また、芯をもっていないので割れが入りにくく、
古い神社やお寺でも芯去り材が使われていたりします。
サン工房では場所によっては材を使い分けているので、
現場に来て見比べてみるのも面白いかもしれません。
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