2022.04.30(土)

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【移動してしまう熱】~スタッフのひとりごと-其の66~

こんにちは。

最近新しいことを始めた和出(わで)です。

 

先週からホームズ君という、

温熱環境のシミュレーションを調べられるソフトを使い始めたのですが、

ここでよく、熱伝導率という言葉が出てくるんです。

 

皆さんは熱伝導率ってご存じですか?

 

熱伝導率は物(素材)が、

温度の勾配(屋外から室内)になったときに生じる、

熱移動のしやすさです。

 

分かりやすい例えだと、金属類。

アルミとかステンレスって熱いものに触れていると、

金属自体もすぐに熱くなりますよね。

これは金属類が熱移動がしやすいということです。

逆に木材だと、

熱いものに触れていてもなかなか熱くなりませんよね。

そのため木材は熱移動がしづらいものとなっています。

 

そのため住宅で断熱性能を上げるためには、

熱移動(熱伝導率)がしづらいものを断熱材として使います。

サン工房でもそういった素材を使用して断熱性を高めているのですが、

 

では、実際どのような素材が熱伝導率が低いのか。

(熱伝導率が低い=熱移動がしづらい)

 

それらを数値的にまとめました!

このような熱伝導率一覧になりました!

これは数字が高ければ高いほど、

熱移動(熱伝導率)も高いことを示しています。

 

やはり、金属類は軒並み高いですね。

ちなみにガラスが1で、

ガラスより高いか低いかを軸にすると分かりやすいですね。

 

空気というものもありますね!

 

空気は0.024とかなり低い数字ですが、

それを利用して、断熱材には空気の層をいくつも作ることで

断熱性能を高めているものもたくさんあります。

 

このように素材によって熱の伝わりかたを見ていると面白いですね!

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