【建具(たてぐ)】~新米設計士のひとりごと-其の18~
こんにちは。
豊明市【悠悠閑閑の家】では着々と工事が進んでおり、
昨日も現場に伺った和出(わで)です。
現在は建具が取り付けられて、より家らしくなってきました。
この、普段からよく使っている“建具(たてぐ)”という言葉。
ご存じの方も多いと思いますが、ご存じない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も大学生になるまでは全く知らない言葉でした。
“建具(たてぐ)”とは、
部屋の仕切りや外部との仕切りに使う、
開け閉めできる材の事です。
ようは戸や扉の事ですね。
昨今、この建具と、建具枠と呼ばれる建具を納める枠は既製品として、ワンセットになって出荷されることが多くなりました。
ワンセットにすることによって、
現場で建具と建具枠を調整して合わせることなく、
スムーズに取り付け出来ます。
これによって効率的な家作りが出来るようになりました。
しかし、サン工房では、建具枠は大工さんが。
建具は建具屋さんが別々で作ってくれております。
家や空間の雰囲気、仕様を合わせるためには
既存のものを使用するより、
その時々によって家に合わせる必要があります。
手間はかかってしまいますが、
私たちはこの手間を大切にしていきたいと思っております。