【土台据え】~スタッフのひとりごと-其の49~
こんにちは。
和出です。
刻々と愛知県豊明市【悠悠閑閑の家】の上棟(建前)日が近づいてきています。
私は初めての担当物件ですので、上棟日が近づくたびにドキドキしながら準備を進めております。
さて、準備と言えば長谷川大工も上棟に向けて準備を進めております。
基礎の上に木材が乗っているのがおわかりでしょうか。
そう。こちらが土台(どだい)という建物の一番下にくる木材になります。
サン工房スタジオでは、日本の古くからある伝統工法を発展させた木造軸組工法と呼ばれる工法を用いており、
そこでは一番下に土台という材がきます。
この土台から柱を立てて、その上に梁や桁、屋根などが出来てきます。
土台は縁の下の力持ち的な存在ですね。
こちら(↑)が土台据えが完了した時の写真です。
さて、余談ですがこの土台、梁や屋根などと比べると腐朽しやすい場所になっています。
というのも建物上部からの水分、雨水などのはね返り、地面からの湿気などが影響してくるからです。
そのためサン工房スタジオでは、土台は〝桧〟という腐朽しにくく、また白蟻の被害に遭いにくい材を使っております。
そして、そんな桧を加工している長谷川大工です。
ちなみにこの写真(↑)、長谷川大工は桧に穴を開けているのですが、
何故穴を開けているかおわかりでしょうか??
。。。
ヒントは、こちら(↓)の写真にあります!
そう!少し見づらいかもしれませんが、
基礎の上に棒が刺さっているのがおわかりでしょうか!?
これはアンカーボルトといって、基礎に埋め込まれている材になります。
この材を使って基礎と土台を固定していくんです。
このアンカーボルトがある位置に穴を開け土台に通し固定します。
そうすることによって基礎と土台を固めていきます。
そのため、長谷川大工が彫ってる穴はアンカーボルトを差し込むためのものなんです!
それを正確に位置を特定して空けていくんですから凄いですよね。
そんな凄い長谷川大工ですが、
水曜日のブログでは上棟のことをタイムリーにお話ししてくださると思うので
よければ楽しみにしていただけたらと思います!