2025.08.02(土)

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【回遊性を持たせる】~木の家設計作法-其の526 ~

できることなら、行き止まりの間取りではなく、回れる動線にできないかを常に考えます。

何故ならその方が使い勝手が良くなったり、家が広く感じるからです。

そして何よりも回れるほうが、楽しく生活できるのではと思います。

ただし、単純に回遊性だけを考えると、無駄な空間をつくってしまうことになりかねませんので、そこは注意が必要です。

無理なく回れる間取り。

そんな間取りを考えることができたときは、とてもわくわくします。

 

ではここからは回遊動線のメリットを考えてみたいと思います。

回遊動線のメリット

1. 家事の効率がアップする

  • キッチン〜洗面所〜物干し場などが回遊できると、移動距離が短くなり、家事のストレスが減ります。

  • たとえば料理しながら洗濯機を回し、洗濯物を干しに行く流れがスムーズになります。

2. 混雑しにくい

  • 家族が同時に動いても、回り道ができるので渋滞しにくくなります。

  • 朝の支度や帰宅時など、人が集中する時間帯でもスムーズに移動できます。

3. 空間に広がりが感じられる

  • 行き止まりがないため、閉塞感がなく、視線が抜けて開放的に感じます。

  • 特にコンパクトな家でも広く感じる工夫になります。

4. 楽しく動き回れる

  • 家の中をぐるぐる回れるのは楽しく感じます。

  • 子供にとっても魅力的な遊び場になるでしょう。

 

間取りでお悩みの方は是非一度、回遊動線を検討してみてはいかがでしょうか。

 

サン工房・スタジオ代表:袴田英保

 

「舘山寺の長屋~5年後~」(回遊性のある間取り・寄棟の平屋) 詳しくはこちら

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