【唯一無二の職人技】木の家設計作法-其の361
私たちのつくる家は数多くの「職人技」によって成り立っています。
それは代々受け継がれ、時間や風土に磨かれてきた唯一無二の技です。
そして、この代替のきかない技を受け継ぐのが「職人」です。
私はいつもこの「職人」の働く姿に魅了されると同時に敬意の念を抱いてなりません。
なぜなら、彼らは永く日本において培われてきた伝統技術でもある「唯一無二の職人技」を身に付け、
驕ることなく、暑い日も寒いもコツコツとものづくりに励んでいるからです。
私たちが考える「日本の家」づくりは、道具や人数さえ揃えばできるものではなく、
豊かな技術と知識、経験に基づく「職人技」なくしては成り立たないと思っています。
つくり手として、設計+現場監理+職人が三位一体となって初めて良い家づくりができるのだと思います。
私たちはこれからも、そんな「職人」と「職人技」に敬意を抱き、
少しでもこの技術を多く取り入れた家づくりをすることで、
住まい手に最大限喜んでいただける家づくりを目指すと同時に、
この日本でこれまで培われてきた素晴らしい伝統技術を、後世に残していきたいと思います。
代表 袴田英保