【可愛さと強さのギャップ】~スタッフのひとりごと-其の56~
こんにちは。
二日間の現場作業で長谷川大工にこき使われた和出です。
その詳細は今度のブログでご紹介します!
そういえば、先日の建前からあまりブログを上げていなかった愛知県豊明市の【悠悠閑閑の家】で
是非とも紹介したいものがあったので、
この機会に是非紹介させていただきます。
皆さんはこれ、何の為に開けた穴かわかりますか?
実はこれ、木材を入れる穴なんです!
その名称を〝込栓(こみせん)〟と言います。
込栓は、柱と梁などをしっかりと固定するために用いられるものです。
込栓材は木材が使われますが、
木材は水分を吸ったり吐いたりすることによって、伸縮や膨張を繰り返します。
そのとき、同じように伸縮や膨張をしてくれる木材を込栓にすることによって
引っこ抜ける事が無くなります。
木材が膨張伸縮しても緩むことがなくなると言うことですね。
地震などで建物が倒壊した原因の一つに
柱が抜けたり、梁が抜けるといった事があります。
しかし、この込栓は地震の引き抜き力に強い栓です!
事実としてこの込栓はずっと昔から使われてきた伝統技術で、
大工さんがこの技術で、地震に強いサン工房の家づくりをしてくれています!
近いうちにこの【悠悠閑閑の家】の現場見学会がありますので、
よろしければご参加いただけたらと思います!