【中間領域】~新米設計士のひとりごと-其の7~
こんにちは。
遂に梅雨入りしてしまいました。
やはり梅雨入りしますと、雨に濡れたくないので屋外に出ることが億劫になりがちな和出(わで)です。
しかし、サン工房では、軒の出が深いという特徴がありますので
雨の日でも室内と同じように過ごしやすい空間が広がります。
『月こよひの家』
『無明の家』
そして、岐阜県可児市にあります、
『行雲流水の家』でも軒の出が出ています。
こちらの住宅は外壁からの軒の出が2メートルもありますので、多少の雨なら降っていても問題なくデッキで過ごせます。
軒が出ていますと意匠的にもメリハリあるかたちになりますが、見た目だけで無く意味あるものになります。
まず、外壁が劣化する原因として紫外線に当たることや雨風にさらされる事が挙げられます。
しかし、軒を出すことにより外壁の劣化を防ぐことが出来き、住宅の寿命が長持ちしやすいです。
また、夏の直射日光を防ぐ役割も担っておりますので、室内が暑くなりづらく快適性も向上します。
そして、デッキや縁側と言われる場所がある場合、室内と屋外の中間、中間領域として内外を緩やかにつなぐ役割も果たしてくれますので、
室内と屋外の心理的な距離が近づくといった効果も期待できます。
そのような軒の出が深い『行雲流水の家』で7月16日、17日で予約制の完成見学会を開催いたします。
岐阜県では初めての見学会となりますので、
少しでもご興味ある方いらっしゃいましたら是非お越しいただけたらと存じます。