【シンプルに住まう】~木の家設計作法-其の506~
物と情報にに溢れた現代において、大半の方が心落ち着く家に住みたいと思っています。
そんな方のために、私はシンプルに住むことができる家をご提案したいと思います。
ではシンプルに住まうことができる家とはどんな家でしょうか?
設計や住まい方の提案という観点で私なりに考えてみました。
1.空間をシンプルにデザインする。
- オープンな間取り:壁や仕切りを最小限にして、光や風が通り抜ける広がりのある空間にする。
- シンプルな色使い:いろんな色を使わずに、白やベージュ、グレーなど、なるべく自然に馴染む色で統一すると、視覚的にも落ち着く。
- 自然素材の活用:無垢材の床、漆喰の壁、リネンやコットンのファブリックなど、健康に良く素材そのものの温もりを感じる内装でまとめる。
2.必要最小限の家具と収納
- 家具選び:必要な家具だけを厳選し、無駄を省くことで空間に余白やゆとりを持たせる。
- 見せない収納:収納スペースをしっかり設け、物を表に出さずスッキリと保つことで視覚的にもすっきりとした印象を持たせる。
3.自然とのつながり
- 窓を大きくとる:外の景色や四季の移ろいを楽しめるように、自然光をたっぷり取り込めるようにする。
- 庭やベランダ:庭に樹木や植物、ハーブを育て、庭を見て自然と触れ合うことで心の豊かさを感じられるようにする。
4.暮らしの工夫
- 多用途なスペース:リビングとワークスペースを兼ねたり、限られた空間でも柔軟に使いこなすことができるように工夫。
- お気に入りだけを持つ:ものの量より質を大切にし、本当に気に入ったものだけに囲まれて暮らすことを提案。
シンプルな暮らしができるようにするための設計の考え方を少し述べましたが、いかがでしょうか。
これから家をご計画する皆さんも自分なりに心落ち着く「シンプルに住むことができる家」に求めることは何かを考えてみてください。そして理想のイメージが思い浮かんだらぜひ教えてください!
サン工房・スタジオ代表
袴田英保
「団栗眼の家」(寄棟の平屋・犬と住む平屋) 詳しくはこちら