2025.04.12(土)

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【くつろぎ方の選択】~木の家設計作法-其の510~

私たちが住まい手に最初に書いていただく「物語」という設計ノートの中の質問に、

「どのようにくつろぎたいですか?」という質問があります。

ソファーとか、座卓とか、畳など、どんな家具を置きたいかではありません。

どんなくつろぎ方をしたいかというご質問です。

 

皆さんはそのような問いかけられたら、どのように答えますか?

 

「くつろぎ方」はライフスタイルや世代によってそれぞれ異なると思いますが、

ここからは、一般的な日本人のリビングダイニングでの「くつろぎ方」について考えてみたいと思います。

 

1. 座ってくつろぐスタイル

 ・ソファとローテーブル
   最近では洋風のインテリアが一般的で、ソファに座ってテレビを見たり、スマホを触ったりして過ごす人が多いと思います。

   ローテーブルでお茶やお菓子を楽しむこともあるでしょう。

 ・座椅子やクッションで床に座る
   床に直接座るのが好きな人は、座椅子やクッションを使ってくつろぎます。

   特に畳のある家では、座布団や座椅子でリラックスする光景が見られます。

2.こたつでぬくぬくする

  今でも根強く日本人の冬のくつろぎ方の定番はやはりこたつでしょう。

  家族や友人とこたつに入ってテレビを見たり、みかんを食べたりするのは、日本ならではのくつろぎ方です。

  うとうと昼寝してしまうのも至福の時間ですね。

3.テレビや映画鑑賞

  ・日本の家庭では、リビングに大きめのテレビを置いていることが多く、ドラマやバラエティ番組、アニメを見ながらくつろぎます

   NetflixやAmazonプライムなどのストリーミングサービスで映画や海外ドラマを楽しむ人も増えています。

4.和洋折衷スタイル

  ・ダイニングテーブルでのんびり
    食後にダイニングテーブルでコーヒーやお酒を飲みながらおしゃべりするのも定番です。

    特にファミリー層では、ダイニングとリビングが一体化している間取りが多く、ダイニングチェアでくつろぐこともあります。

  ・畳スペースでごろ寝
    畳コーナーがある場合は、ゴロンと横になって昼寝や読書をするのも気持ちがいいです。

5.趣味したりやリラックスできる空間でくつろぐ

  ・読書や編み物など、静かな趣味を楽しむ人もいます。

  ・最近はお香やアロマディフューザーでリラックス空間を作る人も増えています。

  ・観葉植物を置いて、自然の癒しを感じる空間作りをしている家庭も多いです。

6.ミニマルでシンプルな空間でくつろぐ

  ・最近はミニマリスト志向の人も多く、必要最低限の家具と観葉植物でスッキリした空間でくつろぐ人もいます。

私たちはまずはそれぞれの住まい手のご希望の「くつろぎ方」をしっかりとお伺いすることで
家でしっかりリラックスできる空間をご提案したいと思っています。
サン工房・スタジオ代表:袴田英保


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