建築費が上がる今、工務店が伝えたい“木の家”という賢い選択【愛知県】
費用を抑えながら、高性能で質の高い家を建てるためのポイントをご紹介します!
今年もあとわずか。家づくりを考え始めた方にとって、2025年は価格や金利上昇など先行き不透明に感じるニュースも多い年でした。
愛知県でも例にもれず、土地価格の上昇と建築費の値上がりにより、「できるだけコストを抑えたい」という声が増えています。
しかし、単に安さを追求すると、断熱性能や耐久性、住み心地を犠牲にしてしまうケースも少なくありません。
大切なのは、削るところ・かけるところを見極めること。
ここでは、長く快適に暮らせる「本当に質の高い家」を実現するための具体的なポイントを紹介します。
① 土地にお金をかけすぎない「土地選び」が第一歩

愛知県では、名古屋市中心部や人気エリアほど土地価格が高く、総予算の中で土地代が占める割合が大きくなりがちです。
ポイント
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駅距離や利便性を「少し緩める」ことで価格を抑える
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整形地・大型分譲地にこだわりすぎない
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建築条件や法規制を早めに確認し、建てやすい土地を選ぶ
👉 土地代を抑えられれば、その分を断熱・構造・素材に回すことができます。
木の家は自由度も高いため、一見するとデメリットに思われる変形地などの個性的な土地も設計士の腕次第では魅力に変わることも!
② 延床面積を「小さく、無駄なく」設計する

建築費が上がっている今、面積=コストという意識はとても重要です。
ポイント
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廊下を減らし、生活動線をコンパクトに
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空間を無駄なく使い、吹き抜けや小屋裏を効果的に計画する
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平屋・平屋的な間取りで上下移動を減らす
👉 「広さ」よりも「使いやすさ」「暮らし方」を優先することで、
建築費+冷暖房費の両方を抑えることができます。
③ 性能は“後から変えられない部分”を最優先に

西尾市で高性能な和モダンの木の家/サン工房スタジオ
家づくりで最も重要なのは、完成後にやり直せない部分です。
優先すべき性能
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断熱性能(UA値・断熱材の質)
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気密性能(C値)
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耐震性能(耐震等級2〜3)
内装や設備は後から交換できますが、
断熱・構造・施工品質は後から直すと高額になります。
👉 見た目より「中身」にお金をかけることが、結果的にコスパの良い家になります。
④ 設備は「標準+厳選」でコストコントロール
最新設備をすべて採用すると、あっという間に予算オーバーになります。
賢い選び方
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キッチン・浴室は「使い勝手重視」でグレード調整
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太陽光や蓄電池は、将来設置も視野に
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床暖房などランニングコストの高い設備は慎重に
👉 設備に頼らなくても快適な家=高断熱・高気密
という考え方が、長期的なコスト削減につながります。
⑤ 自然素材・無垢材は「使いどころ」を見極める
無垢材や自然素材はコストがかかる反面、
耐久性・調湿性・経年美化という大きなメリットがあります。
コストを抑える工夫
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床や手に触れる部分に重点的に使用
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見えない部分は合理的な素材を採用
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地元材・国産材を活用する
👉 全面に使わなくても、要所を押さえることで質感と満足度は高まります。
⑥ 工務店選びは「価格」より「設計力・施工力」

同じ予算でも、どこに頼むかで家の質は大きく変わります。
良い工務店の特徴
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性能や構造を数字で説明できる
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設計段階でコスト調整の提案ができる
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大工・職人の顔が見える
👉 大量生産ではなく、一棟一棟丁寧につくる工務店は、
無駄なコストを抑えながら質を高める工夫に長けています。
⑦ 「建てる時の費用」だけでなく「暮らしのコスト」で考える

家づくりは、建てた瞬間がゴールではありません。
長期的に見るべきコスト
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光熱費
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修繕・メンテナンス費
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建替え・リフォーム費
高断熱・高耐久の家は、
10年・20年後のトータルコストで見ると安くなるケースが多くあります。
まとめ|建築費用高騰の今、愛知県で“賢い家づくり”をするために
✔ 土地にお金をかけすぎない
✔ 面積は小さく、間取りは賢く
✔ 性能(断熱・耐震・気密)を最優先
✔ 設備は厳選し、素材は使いどころを見極める
✔ 工務店の設計力・施工力を重視する
コストが上がる時代だからこそ、
**「何にお金を使うか」**が家づくりの満足度を左右します。
一生安心快適に暮らしていくためには一概に安ければいい、というものでもないため
家づくりを考え始めた方の中には、不安を感じられている方もいるかもしれません。
費用は抑えつつも、どのように家づくりを進めて行けばよいかわからない、
要望を整理したい、どんな土地が良いか選び方を教えてほしい、
間取りはどんなものがよいのか、どんな設計をお願いできるか知りたい、
建て替えが良いのか、リノベーションが良いのか、マンションリノベは対応できる?などなど・・。
まずは、家づくり相談会でぜひ聞いてください!
経験豊富な設計士がなんでもお答えします!
(スタッフ/ササキ)




