【若手と呼ばれて20年】~職人からの目線 其の64~
こんにちは。
残暑でバテバテの長谷川です。
先日、1つ歳を取り、さらに体力は落ちています。
大工業界では高年齢化が進んでいるため、20年以上大工をしていても、まだ若手大工と言われます。
とある建前に呼ばれたら、自分が1番年下だったりします。
この問題に対して、危機感をもって取り組んでいかなければなりませんが、
工務店の対応は、20・30代の社員大工を採用するだけで終わってしまいます。
造作工事(内装工事)は、少人数の若い社員大工で対応できますが、建前は7・8人必要なので、若い社員大工と、後は60代…
そんな建前も、よく見かけますね。
1番理想なのは、各世代が段階的にいる建前で、平均年齢35前後!
僕が20代の時には、そんな建前のメンバー構成が多かったです。
11月上棟の西尾市の建前メンバーに、20代が2人も来てもらえる事になりました。
さらに30代3人、40代2人、50代1人と理想に近く、レベルの高い大工さんばかり。
10月から始まる、刻み作業にも熱が入ります。
少しでも若手に刺激を与えられるように、今まで培ってきたもの全てを出します。
色々なつながりが生まれ、会社の垣根を越えて良い家づくりを目指す大工が集まるようにしていきたいです。