【建前終わり】~スタッフのひとりごと-其の147~
こんにちは。
岡崎市で現在施工中の「昇華の家」で気密作業に入っている和出です。
建前が終わりましたら直ぐに気密作業に入ります。
建前時にも気密作業はするので、
建前とセットのような感覚になっております。笑
さて、建前時の気密作業というと、
柱と土台、柱と梁、
込栓部分等を防水気密テープで塞ぎわずかな隙間を埋めていきます。
その後はまずダイライトと呼ばれる外壁耐力下地材(耐震ボード)を
大工さんが外壁面に貼っていくので、室内側からコーキングをして外と中の空気の出入りをシャットアウトします。
ちなみにダイライトは正式名〝ダイライトMS〟と言います。
この〝MS〟の意味皆さん知っていますか?
本当にどうでもいい話ですが、M(面材)S(外)という意味らしいです。
かなり適当につけた名前にみえてしまいますよね。(笑)
建築業界ではこんな様な適当具合で名前を付けている物が割とあるそうです。
名前を付けれられた方、適当と言ってごめんなさい。
この話をしてしまったのでもう少しダイライトの話をしていこうと思います。
このダイライト、一見木製のボードに見えますが、
実はそうではありません。
ダイライトの素材を簡単に言ってしまうと〝鉱物〟と〝ガラス材〟になります。
ということはなかなか燃えません!
また、湿気も吸ってくれたり、木質系の材料で無いため、
白蟻に食われる心配もありません。
これらの理由からサン工房スタジオではダイライトを使用しています。
とダイライトの説明になってしまいましたが、
気密の話に戻ります。
気密作業ではその他にも気密処理するところが沢山あります。
また、それは仕様(床断熱か基礎断熱かの違いなど)や断熱材の違いによっても変わってきます。
ポイントを抑えてこれからも気密作業を進めていきます。