【なんとなく見ない】~新米設計士のひとりごと-其の57~
こんにちは。
現場を見るときはなんとなく見るのでは無く、
意識的に様々な事を見なければいけないと思う和出です。
愛知県名古屋市の「彩雲の家」では、
現在大工の長谷川が施工をしております。
現場をなんとなく見ていると気がつきませんが、
意識的に現場を見ていると、
大工の加工で気がつくことがあります。
例えばこちら↑
柱の上に登り梁が乗っているのがおわかりいただけますでしょうか。
その梁の先端部分、実は加工して垂木と同じ幅と厚みにしているんです。
そのままですと、
垂木が並んできているのに、
1箇所だけ太い梁が見えている状態になってしまいます。
どうせなら全て垂木の大きさに合わせてそろえた方が綺麗に見えるからと言うことで
今回、垂木の大きさに合わせたとの事でした。
私たちはこのような細かい工夫を随所にしています。
現在施工中見学会を隔週日曜日に開催しておりますので、
是非、現場の色んな場所を見てみて下さい。
どなたでもお気軽にご覧いただけます。