【設備機器取付手順】~新米設計士のひとりごと-其の19~
こんにちは。
最近は雨が多いですね。
雨のシトシトした音で目が覚める和出です。
さて、豊明市にあります【悠悠閑閑の家】では設備機器が取り付けられました。
設備機器とはトイレの便座やキッチン、洗面台などの事を言います。
今回はその中でも、洗面所についてお話ししようと思います。
『悠々閑閑の家』では、
洗面所に洗面台と洗面ミラーの2つと、
おまけのタオル掛けが取付けられました。
↑その3点がこちらになります。
下に洗面台、上に洗面ミラー、写真左側に特殊なかたちのタオル掛けがある状態です。
一見、普通に取付けられているように見えるかもしれませんが、実は取付けるのに一工夫している場所です。
この状態に持って行くまでには、
まず、傷を付けないように一番上の洗面ミラーから取付けを行います。
そこで最初の注意ポイント。
上と横(写真で言うと左側)に隙間を開けなければいけません。。
洗面ミラーは中が棚になっていて、ミラーが開きます。
そのとき、壁とくっついていますと、壁が削れていってしまいます。
単純ですが、意識しなければ忘れてしまう危ないポイントです。
次に洗面台の取付をを行いました。
洗面台の注意ポイントですが、洗面背面をよく見てみますと、タイル(エコカラット)が貼られているのが見えると思います。
エコカラットは割れやすい素材です。
洗面台取付時に割れてしまっては大変ですので、あらかじめ洗面台を取付ける際のビス穴を開けておいて、その後、洗面台を取付けていきます。
そのため、穴の位置をあらかじめ割り出しておかなければいけません。
最後にタオル掛けです。
タオル掛けの位置ですが、洗面ミラーの棚を開ける際、ぶつからない位置にしなければいけません。
ぶつかってしまいますと、棚を開けられなくなってしまいます。
ですので調整できるよう、最後にタオル掛けの施工を行い調整していきます。
調整しましたら、これで洗面所の完成です。
これらの順番が一つズレるだけで、施工が大変になります
以上、施工の取付け手順でした!