【雨燦々】~職人からの目線 其の31~
こんにちは。
タイトルのKing Gnuの楽曲(あめさんさん)が、ずっと頭の中で流れている長谷川です。
サン工房の建物は軒先(屋根)が長いのが、印象に残ることが多いかと思います。
軒先を伸ばすことで、様々な効果があります。
夏場の日射を妨げてくれたり、デザイン、意匠性が良くなる、隣接する2階以上の建物からの視界を遮るなどがあります。
今回はタイトルにもあるように、雨の時の様子を伝えていきます。
この写真は、豊明市で建築中の建物で、撮影時は6月。
梅雨時期で湿度が高いので、外気温が高くなくても室内は蒸し暑く、作業中は汗だくでした。
しかし、写真のように窓を全開にすると、風が室内をスーっと通り抜けていきます。
エアコンをつけてしまえば快適な室温にはなるのですが、自然の風を感じたいときは雨が降っていても、軒があることで窓を開けることができます。
軒を出したことで、雨の日の過ごし方も暮らし方も変わってきます。
コロナ禍でどこへも行けず、さらに雨が降り庭にも出られない
そんなとき
雨水のしずくや、庭の風景を楽しみながら過ごすことをお勧めします。
窓をあけて、自然の風を肌で感じ、外の音を耳でとらえてみてください。
雨の日こそ心を静め、頭の中を空っぽにし、忙しかった毎日から、ゆったりとした時間を過ごして、リラックスできます。
【雨燦々】
『降り注ぐ雨が燦々と 悩ましく 生き惑う僕らの 悲しみさえも水に流していく』(歌詞の一部分を抜粋)
溜まったものを水に流して、また明日からスタートしていきましょう。