【始動】~新米設計士のひとりごと-其の14~
こんにちは。
昨日、一昨日と愛知県稲沢市で建前を行ってきました。
今日は雨予報ですが、建前時は完璧な快晴でした。
先の建前でも全て晴れているので、誰か晴れ男がいるのかと疑っている和出(わで)です。
稲沢市では【和敬静寂(わけいせいじゃく)の家】を施工中です。
和敬静寂とは、茶道の心得を示す標語です。
これは主人と賓客がお互いの心を和らげて謹み敬い、
茶室の備品や茶会の雰囲気を清浄にするという意味。
また仲良く、全てにおいて調和を大切にすることで、
お互いを尊重し合い、何事も心から清らかであること、
それによって穏やかでいかなる時も動じない心に至るといった意味も含まれております。
この住宅は手刻み加工を行っております。
今浜松にいる長谷川大工もですが、大工自ら手で建物の骨組みを加工するという方法をとっています。
上の写真は大工さんが自ら書いた板図です。これを元に木材加工を行い建物の骨組みを組んでいきます。
上の写真の骨組みも全て大工さんが木材を加工したものです。
この住宅は中庭を囲むようにコの字型の平屋となっており、
リビングダイニングから中庭を眺めて周りの環境に影響されること無くゆったりと過ごせるつくりとなっています。
今回建前を終えて、
これからかたちがより鮮明に見えてきます。
ブログに挙げさせていただきますので是非楽しみにしていて下さい!