稲沢市で設計中のガレージ付の平屋のコートハウスのご紹介をします。【和敬静寂の家】～設計日記-其の１５～

おはようございます。

12月も半ばを迎え、今年もあと残りわずかとなりました。

昨年は、自粛でほとんど無くなってしまった忘年会も、今年はポツポツと予定されており、なんだか少し嬉しい気持ちにもなりますが、スケジュールもそれなりに埋まり、年末は忙しくなりそうです。みなさんもそんな感じではないでしょうか。

本日は稲沢市で設計中のガレージ付の平屋のコートハウス「和敬静寂の家」をご紹介します。

今回の敷地は、間口7.7m奥行25mの南北に長い土地を２区画分購入された敷地になります。建て主さんは広さと南北の間口が狭いことをご心配されておりましたが、建物を東に開けたコの字型にし、中庭をつくることで、プライバシーを確保しつつ、建物の奥のくつろぐエリアに日射を入れたり、風を入れたりできるようにしました。

外観は大きな広がった屋根がつながった平屋です。

軒の高さを揃えたり、屋根が美しく見えるように、間取りの段階から、屋根の高さと形状を検討しています。

実際、このようなエスキースを30枚くらい描いて検討したここｔにより、綺麗な整った屋根にすることができました。

中庭は≒10坪くらいの大きさがありますので、奥のくつろぐエリアには冬十分に日射が入ります。
またガレージが前面建てられているので、視線を気にすることなくのんびりくつろげると思います。

内部空間は、木の温もりを感じる落ち着いた空間です。
格子などにより和の雰囲気も感じることができます。

この家は子育てを終えられたご夫婦が終の棲家として住まわれます。

家の名前については、そんなご夫婦が落ち着いて住んでいただきたいという想いを込めて「和敬静寂の家」と名付けました。

着工は4月で完成は約1年後になります。
建て主さんに満足していただけるように、しっかり丁寧につくっていきたいと思います。