2021.11.26(金)

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半田市で設計中の現代和風の木の家を紹介します。【みなもの家】~設計日記-其の14~

おはようございます。

11月も終わりに近づき、早いもので、今年もあと1か月と少しになりました。

昨年も同じような時期に、同じ言葉を言っていたのが、ついこの間に思えてしまうのは歳のせいでしょうか。

歳を重ねるごとに月日が経つのが加速しているように感じます。

これはもしかしたら、毎日が同じことの繰り返しになっているからかもしれませんので、何かもっと新しいことに取り組まなければいけませんね。

 

本日は半田市で設計中の現代和風の木の家「みなもの家」を紹介します。

半田市は名古屋市の南東側、知多半島の根本に位置します。街はたくさんの水路で囲まれ、私には水郷の街というイメージがあります。

今回の敷地はそんな水辺から少し上がった高台にある閑静な住宅地にあります。

ご主人の実家を減築し、隣に新しい家を建てる計画です。

よって、実家の1期改修 → ご実家一部解体 → 実家の2期改修 → 造成外構 → 新築 何段階にも工程を組んでいかなくてはなりません。

来年の1月から工事を始めていきますが、ひとつずつの工事をしっかり行っていきたいと思います。

さて、「みなもの家」の特徴をご紹介します。

敷地が南北に長い敷地ですので、南面できるところはそんなに取れません。

よって、ゾーニング(配置)計画においては、玄関は南側に配置せず、あえて奥まで歩いていただくアプローチにしました。

そうすることで、アプローチの雰囲気を良くすると同時に、くつろぐエリア(リビングやダイニング)がなるべく多く南面できるようにしました。

外観は切妻屋根の下屋(1階建ての部分)がある2階建てです。

オーソドックスな形ですが、格子や布団干しデッキなどの木の素材で、さりげなく雰囲気の良さを出せればと思います。

内部空間は、障子や格子で和の雰囲気を感じられるものとしました。

またリビング → ダイニング → キッチン → 洗面脱衣 → 廊下・玄関土間 というように、回れる動線とすることで使いやすさと広さを感じられる空間としました。

プランについては、建て主さんと一緒に何度も検討を重ねてきましたので、納得いくものになったと思います。

完成は来年の今頃です。

難しい調整やしっかりした現場監理が求められますので、気を引き締めて頑張りたいと思います。

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