2021.10.21(木)

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岡崎市の木の家工務店から 大工の加工場にて。 ~スタッフのひとりごと-其の14~

こんにちは。

前回のブログでもお話ししましたが、今週に入ってから急に気温が下がってきて寒々しいですね。

季節の変わり目や気温の変わり目などには体調を崩しやすいとよく言われますが、私がよくお世話になっている方が39℃近い熱を出してしまったりしているので、本当に気をつけなければいけないなと思います。

 

昨日、可児市で施工中の「行雲流水の家」の担当大工さんの加工場に行ってきました。

岐阜県の各務原市にある製材業者の後藤木材さんの敷地にある加工場です。

大分昔に建てられた建物なので近々、加工場の改修工事をする予定だそうですが、今はサン工房・スタジオの住宅を施工してくださっているこの大工さん一人しかこの加工場を使用しておりません。

プレカット工場で加工することがほとんどになった昨今、最近は大工さんがこのような加工場で、材料を加工することがだいぶ少なくなりました。しかしながら、「日本の家をつくる」と標榜させていただいている私たちサン工房は、日本の大工さんたちに伝わる素晴らしい技術を何とかして、残していきたいという思いから、このような加工場で一本一本刻んだり、加工したりすることができる大工さんに家づくりをお願いしています。

昨日、加工場では「行雲流水の家」の造作材を加工されていました。

造作材とは、主に建物が完成したときに表面に現れている仕上げ材などの総称です。例えば、戸枠だったり、鴨居や敷居、框などのことを言います。

サン工房では、主に桧や杉の無節(むふし)と言われる節が無い木材を造作材とする場合が多いです。

今回の大工さんが加工してくださっている造作材も桧の無節になります。

↑このように細かいところを加工してくださっております。

↑引いてみるとこのようになっています。

最近ではあまり見られない板図という、その名の通り、板に直接図面を書いて造作を加工されています。

何でも前の現場で捨てられる予定だった端材などを持ってきてそれに書いているらしいので紙代も掛からず、且つ風に飛ばされる心配も無く、持ちやすいので割と使い勝手が良さそうに見えました。

最後に加工場周辺の景色です。

そろそろ冬も近いなと思うほど寒々しい気温ですが、自然緑豊かな場所でした。

ず~と眺めていたい景色で思わず写真をたくさん撮ってしまいました。

このような場所で椅子に座りながらぼ~っと景色を眺めていたいものです。

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