2025.05.10(土)

  • 設計作法

【畳の効能】~木の家設計作法-其の514~

和の住まいを象徴する代表選手ともいえる畳ですが、現代の住宅から姿を消しつつあります。

 

しかし、なくなりそうでなくならないのも畳であります。

 

それはなぜかと考えますと、畳には、素で身を任せることができる素材としての安心感と、

 

日本人の和というものに対する想いが根付く残っているからと考えます。

 

今回はそんな和の住まいの代表アイテムでもある畳の良さ(効能)を再度みなさんと確認していきたいと思います。

安城市で高性能な和モダンの木の家/サン工房スタジオ

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1.自然素材で心地よい

畳は主にイグサ(藺草)という植物で作られていて、自然素材ならではの柔らかさと優しさがあります。素足で歩いたときの感触が気持ちよくて、特に夏場はひんやりして快適です。

2.香りに癒やされる

新しい畳の香りって、独特で落ち着きますよね。イグサにはリラックス効果があるとされていて、和室に入るだけでホッとするのはその香りのおかげとも言われています。

3.湿度調整機能がある

畳は空気中の湿気を吸収したり放出したりする性質があるので、室内の湿度をほどよく保ってくれます。日本のように四季がある気候にはぴったりの素材です。

4.断熱性・防音性

フローリングと比べると、畳は音を吸収したり、冷気・熱を遮ったりする性質も持っています。冬は暖かく、夏は涼しく感じられるのもこのためです。

5.柔らかいから安全

畳は適度にクッション性があるので、転んでもケガをしにくく、子どもや高齢者がいる家庭には特に安心です。

6.和の雰囲気を演出

畳があるだけで空間に「和」のテイストが生まれて、落ち着いた雰囲気になります。最近はモダンなインテリアと組み合わせる人も増えてます。

 

いかがでしょうか。

やはり畳も魅力ある素材ですね!!

 

日本の家を象徴する畳については、これからも上記を頭に入れながらご提案していきたいと思います。

 

サン工房・スタジオ代表:袴田英保

 

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