2025.03.22(土)

  • 設計作法

【平屋を建てる】~木の家設計作法-其の507~

平屋にはたくさんの魅力があります。

具体的には~木の家設計作法-其の491【平屋に魅力】~でもお話ししました。

しかしながら、確かにそんな魅力的な平屋を建てたいけど、現実的に建てられるのかな?

とお悩みの方のために、今回は平家を建てるための条件をいくつか挙げてみたいと思います。

これから平屋を建てたいと思っていらっしゃる方の参考になればと思います。

1.土地の条件

  ・広さについて:平屋はワンフロアなので、2階建てよりも広い敷地が必要です。

例えば、30〜35坪の平屋を建てるなら、駐車場や庭の面積にもよりますが、

最低でも60坪くらいのの土地は必要ではないかと思います。

  ・土地形状:  正方形や長方形の土地のほうが無駄なく土地を有効利用しやすいかと思います。

ただし変形敷地でも工夫すれば素敵なデザインの平屋ができると思います。

  ・周辺環境:  平屋は高さがないので、周囲に高い建物があると日当たりやプライバシーに影響することがあります。

隣家との距離をしっかり考慮しながら、木製フェンス、植栽でのプライバシーの調整をします。

 

2.法的に気にすること

  ・建ぺい率・容積率: 土地の広さに対して、どれだけ建てられるかを確認します。

平屋は平面的に広がっている分、建ぺい率の上限に注意が必要です。

 

3.設計・間取りの工夫

  ・採光・通風:    平屋は奥行きが広くなることが多いので、庭や中庭、天窓を活用すると明るく風通しの良い空間になります。

  ・ゾーニング:    生活動線をシンプルにして、リビング中心型にすると、各部屋にアクセスしやすくなります。

  ・プライバシー対策: 平屋は外からの視線が入りやすいので、窓の配置や目隠しフェンス、植栽で調整します。

 

4.コスト・予算感

  ・平屋は基礎や屋根の面積が広くなり、2階建てより建築費が高くなることがあります。

   ただし、階段や2階の設備が不要なので、トータルコストが抑えられることもあります。

  ・冷暖房効率が良くなり、ランニングコストは下がることが多いです。

 

5.魅力的なデザイン

・内部デザイン:リビング空間に2階が載っていないことで、天井を勾配天井にすることができます。

リビング、ダイニング空間をより気持ち良い空間にする上で大きな要素です。

・外観デザイン:高さを抑えられたどっしりとした構えにすることができます。

軒が低く深い構えはそれだけで「日本の家」としての良い印象を与えます。

 

 

いかがでしょうか。平屋は、土地や周囲の環境に合わせて設計することで、快適で長く住める家になります。

まだまだ平屋にはたくさんの魅力があります。上記条件に見合う方は是非一度平屋をご検討ください。

 

サン工房・スタジオ代表:袴田英保

 

「季憶をつつむ家」(中庭を囲む平屋・ガレージがある平屋) 詳しくはこちら

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