【見返り美人の家。】~木の家設計作法-其の481~
家はその街や地域の顔になります。
何十年も街並みや風景のひとつになるとするなら、
家の形や外観を決めることは、大きな責任を伴うと思います。
私たちは建物の外観のデザインを考えるとき、
奇をてらうようなことをしないことはもちろん、
できれば主張しすぎないようにしたいと思っています。
なぜなら家単体で風景を考えるのではなく、
いかに街の風景に溶け込むかという考えのもとデザインをしているからです。
言葉で表すなら、振り返って見返したくなるような、
いわゆる、見返り美人のような家がいいなといつも思います。
目立ちすぎず、
街並みに馴染みながらも、
「この家なんかいいね」という程度がちょうど良いと思います。
代表:袴田英保(設計士)
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