名古屋市で木の家をお考えの方へ きれいな家のつくりかた【美しい軒-1】~木の家設計作法-其の454~
軒の出、軒の高さは設計の重要ポイントです。
以前、屋根は家の顔であり、屋根から考えると言いました。
しかしもっと深く考えると、
軒の出や軒の高さが屋根を形づくっている大きな要素だとしたら、
軒が家の顔と言っても過言では無いのかもしれません。
私たちは断面計画の際、または実施設計の矩計(詳細断面図)の検討において、
軒の出と軒の高さは、㎜単位で綿密に検討します。
「月こよひの家 矩計図」
勾配や軒の出、軒裏は垂木を見せるのか、隠すのか、隠す場合の素材は?など軒先には神経を使います。
上棟が終わり、それだけ検討した軒を見ると、
何とも言えない、ゾクゾクするような気持ちになります。
きっとそれだけ軒というのは重要かつ、日本人を魅了する建築の部分なんだと思います。
代表:袴田英保
「月こよひの家~庭完成~」(現代数寄屋の家・軒が深い平屋) 詳しくはこちら