名古屋市で木の家をお考えの方へ 家の品を良くする【整える】~木の家設計作法-其の446~
設計作業に於いて意識していることのひとつに
「整える」ということがあります。
ひとつの作業をまとめる時に、
最後に全体を見て妥協せずに整えられるか。
それによって見た目や雰囲気だけでなく、
使いやすさや快適さまで変わると思っています。
例えば屋根の高さひとつとっても、
最後に全ての軒の出や高さを見直して整えることで、
そこに綺麗な統一されたラインや形が生まれ、
外観に「品」と言えるような雰囲気が生まれます。
外観だけでなく、間取りもしかりです。
ある程度まとまってきた段階で、
最後に見直しながら、
構造や外観を整えることで、
機能と構造、デザインなど全てにおいて、
バランスや整合性がとれた良いプランになっていきます。
このように妥協しない「整える」作業の積み重ねは
設計においてとても大事なことですので、
今後も常に意識して設計進めていきたいと思います。
代表:袴田英保
「行雲流水の家」(庭を改修した家・薪ストーブがある家) 詳しくはこちら