2022.02.26(土)

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岡崎市で現代和風住宅をつくる/サン工房・スタジオ 【床の間】~木の家設計作法-其の349~

床の間の構成要素としては、床柱、床框、落し掛けなどからなる、いわゆる床、床脇、書院が挙げられます。
そしてそれらがつくり出す床の間の構えには、大きく分けて「真」「行」「草」の3つがあります。

「真」とは書における楷書と同じで、「行」は行書、「草」草書と同じように徐々に崩していったものを言います。
また硬、中、軟と言い換えることもできます。

「恵泉の家」(茶室がある家・切妻屋根の家) 詳しくはこちら

それぞれの違いにちては、はっきりとした基準もありませんので、自分なりに解釈をすれば良いのですが、
書が楷書から始めて徐々崩していくのと同じで、床の間もまず「真」をしっかりと理解した上で崩していくべきだと思います。

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