2021.05.06(木)

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岡崎市の工務店サン工房岡崎スタジオより【日本の家をつくる-1】~木の家設計作法-其の178~

かつての日本の家にはたくさんの良いところがありました。
そのひとつとして、自然の力を上手に利用した温熱環境デザインがあります。


「季憶をつつむ家」(平屋・中庭を囲む家) 詳しくはこちら

機械設備が無くても、自然の力で温め、涼しくし、蓄熱もしていたのです。
軒の出で夏の日射を遮り、軒や庇で遮れない分は葦簀や落葉樹の葉で日射を防ぐ。
冬は高度が低くなった日射を入れて障子や襖戸で囲まれた縁側の床に蓄熱する。
その建具を開放すれば、夏、縁側は風がよく通り涼しい場所になる…


「続・歴史が生きる家」(平屋・夏障子)

四季による夏と冬の大きな気候の変化は日本の家を自然に対して順応するデザインとして育んできました。
私たちはこのような日本の家の良いところを、現代の日本の家のデザインにも取り入れるべきだと考えます。

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