2021.04.13(火)

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岡崎市木造住宅会社豆知識【床の間】~木の家設計作法-其の161~

床の間の構成要素としては、床柱、床框、落し掛けなどからなる、
いわゆる床、床脇、書院が挙げられます。

そしてそれらがつくり出す床の間の構えには、
大きく分けて「真」「行」「草」の3つがあります。

「真」とは書における楷書と同じで、「行」は行書、「草」草書と同じように徐々に崩していったものを言います。
また硬、中、軟と言い換えることもできます。


「恵泉の家」(茶室のある家・田の字の間取りの家) 詳しくはこちら

それぞれ大まかなイメージはありますが、はっきりとした基準もありませんので、
自分なりにその解釈をすれば良いのですが、書が楷書から始めて徐々崩していくのと同じで、
床の間もまず「真」をしっかりと理解した上で崩していくべきだと思います。


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