桑名市の設計物件紹介【桑名の小児科】~設計日記-其の17~

明けましておめでとうございます。

2021年はあっという間に過ぎた一年でしたが、サン工房・スタジオにとって、とても充実して良い一年だったと思います。

2022年も良い年になるよう全力で頑張りたいと思いますので、ご指導ご鞭撻よろしくお願いいたします。

今年は、設計日記のブログでもご紹介させていただいた5物件が着工します。

弊社の理念は
「妥協なき情熱あるものづくりがお客様の感動を全てのひとの笑顔を生む」です。

今年も一件一件妥協せず丁寧につくっていきたいと思います。

さて、本日は、来年6月着工の「桑名の小児科医院」のご紹介をしたいと思います。
この医院はこれまで長い間、桑名市の子供たちを診て来られた小児科医院の建て替えの工事になります。

現在の医院の隣に建つ、古い住居を壊して新築し、現在の医院が建っている場所を駐車場として整備する計画です。
現在の医院は残しながら建築していきますので、工事範囲の区分けと工事工程の細かい調整が必要となります。

内部のプランについては、受診に来られた方の待合ゾーン、診察室、処置室などの診療ゾーン、そして院長及び
スタッフのゾーンの区分けがはっきりとした構成になっています。

外部デザインについては、大きな軒の出と方形の屋根が特徴の建物です。
中心部から四方に大きく広がった屋根はとても目を引くものとなると思います。

待合室の内部空間は、屋根の形に合わせた、開放的な吹き抜け空間が広がります。
そして北から東面に設けた木製サッシの大開口からは、手入れされた既存のお庭が見えるようにしました。
木の優しさを感じつつも、すっきりとした気持ちの良い空間になると思います。

来年の1月まで設計が続きますが、少しでも良くなるようにご提案していきたいと思います。
工事については再来年の3月末オープンを目指し、丁寧ながらも工程通りに進めることができるようにしっかり計画していきたいと思います。