木の家設計作法‐其の9【内に外がある家】

開放的な暮らしをしながら、プライバシーを確保する方法のひとつとして、「内に外を取り込む設計」があります。

その方法のひとつとして、家の南側や周囲に庭があるのではなく、家の真ん中に空とつながった庭をつくる手法があります。
これはある意味贅沢で究極な設計手法です。敷地もある程度余裕がなくてはできません。
あこがれのコートハウスと言ってもいいでしょう。

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中庭を取り囲むように居室を配置することで、道路や隣家に面した居室では、窓の大きさを最小限にしたり
、外から目の届かない高所に配置して、プライバシーを確保しながらも、中庭から十分な採光や通風を得られます。
中庭では周囲の目を一切気にせずにくつろぐこともできるでしょう。
遠くの景色は見えませんが、夜の切り取った星空は格別です。

敷地と住まい手の要望とい条件が揃い、チャンスがあればご提案したいと思います。

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