岡崎市、豊田市で長持ちする木造住宅をお考えの方へ【軒の役割-1】~木の家設計作法‐其の76~

私達はなるべくなら軒の出をしっかり取ります。


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その理由の大きなものとしては、日本の気候にあります。

まず、日本は雨が多い国ですから、その雨から建物を守ってあげなくてはなりません。
軒の出が少ないということはその分、外壁に雨が当たる割合が多くなり
壁の仕上げを痛めると同時に、漏水の危険性を高めます。

そしてもう一つは、四季の違いによる室内に入る日射の調節を図ることです。

日本の家の温熱環境を整える上で軒の出を出すことは、とても大事なことだと考えます。


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