愛知でいい家をつくる【紙から始まる家づくり】~木の家設計作法‐42~

家づくりは「紙」に描くことから始まります。
建主の希望は間取りやデザイン、予算など多種多様です。
そこで、まず住まい手が思い描く暮らしをしっかりとお伺いし、
おぼろげに浮かんでくる家族の「暮らしの場面」をスケッチでラフに「紙」に描いてみます。
そしてそれを実現するための、家のかたちを何度も試行錯誤しながら手描きでまとめ、
間取りやデザインも含めたプランとしてご提案します。

すると、これまでそれぞれが頭の中だけで思っていたことが、
具体的にひとつの形になって表現されることで、はっきりとイメージできるようになります。

その後は、建主の想いを大切にしながら、少しずつ細かく具体的に、
詳細図や施工図という形で「紙」に描いていくことで、住まい手と設計者、そして実際つくる職人までが、
共通の思いのもと、家づくりを進めていけるようになります。

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