豊明市、刈谷市で新築一戸建てをお考えの方へ 住みやすい木の家のつくりかた【広がり間取り】~木の家設計作法-其の341~

以前、建築家の故吉田桂二先生の木造建築学校で勉強させていただいたのですが、先生が良く言われていたのは、
リビング、ダイニング、キッチンスペース、そして階段部の吹き抜けをなるべく一体にして、大きくまとめる
「広がり間取り」を考えなさい。ということでした。

「燈灯の家」(広がり間取りの家・猫と住む家) 詳しくはこちら

今ではこのような「広がり間取り」を考える設計者も多くなりましたが、以前の日本の家は、
居間とダイニングである茶の間と客間である座敷が別々の空間でつくられていることがほとんどでした。
そんな中、吉田桂二先生は「広がり間取り」と言って、家族が集まる場所を広くし、普段の生活を優先するという
現代の日本人の生活に合った家を先駆けて提唱していたのだと思います。

そして今、コロナ渦の中、時代が変化しつつある中で、家は個々の活動の場にもなりつつあります。
よって、吉田桂二先生の「広がり間取り」の中にも、それぞれの居場所をつくることも要求されてくるのかもしれません。
私たちは、これからも、家族のつながりを感じられる現代の「広がり間取り」をご提案していきたいと思います。

「木漏れ日の家」(広がり間取りの家・薪ストーブがある家) 詳しくはこちら