愛知県の木の家工務店として残したいもの【価値ある職人の技術】~木の家設計作法‐其の309~

古い家を壊して建て替える場合、建具などを再利用したいとよくいわれます。
その場合、私たちは、それを見させて頂いた上ではありますが、
なるべくなら積極的にそれらを上手く設計に取り入れることを考えます。

そんな昔の建具や家具を見ると、本当に素晴らしい職人の技術で作られていることに驚きます。
工場でつくる工業製品がほとんどになってしまった現代では、とても出来ない技術でだったり、
または出来たとしても、とても高価になってしまうものばかりです。

「続・歴史が生きる家」 (平屋・薪ストーブがある家)

それらを見る度、この様な素晴らしい技術を使ったものづくりをしたいと思うと同時に、
私たちが少しでもこれらの技術を生かす家づくりをすることで、
日本の手仕事の職人技術が次の世代に伝わって行けたらいいなと思います。

「松樹千年翠の家」(建具の再生・平屋)