岡崎市の木の家工務店サン工房・スタジオから 魅力的な家づくりで大事なこと【風景を取り込む】~木の家設計作法‐其の286~

私達は設計を始める前に必ず敷地に立ってじっくりと周囲を観察します。
時には隣地を、時には景色を、遠くに見えるものから近くのものまで、
ありとあらゆるものを見て、頭にインプットします。


「惠日の平屋」(中庭を囲む平屋・コの字の平屋) 詳しくはこちら

一見、何も無いように見えても、よく見れば隣の家の樹木だったり、
遠くの景色が見えることもありますので、しっかりと観察することが大事です。
また家は実際床高さが地面より60センチ程度上がりますので、
その高さやなるべく二階の高さに近いところから観察することなんかも大事かと思います。

そして何か取り入れたいものを見つければそれをヒントに、または主軸に設計を進めていきます。
それが建物の間取りや形と一致すると、より深みのある感動を生む家となると思っています。


「燕居の家」(2020年6月着工・刈谷市の家)