豊田市で木の家をつくる 【ひとつ屋根の下の距離感】~木の家設計作法-其の233~

家族の生活は、いつも一緒にいるわけではなく、それぞれがひとりの時間を過ごすこともあります。

しかし、みんな個室の中に入ってしまって、ドアを閉めると、お互いの気配が何も感じられないのも少し寂しさを感じてしまいます。

私たちは、設計において、家族がそれぞれ自分の好きなことをやっていたとしても、お互い邪魔せずに、なんとなく気配を感じることができればいいなと思っています。


「あかりをつつむ平屋」(平屋・コートハウス) 詳しくはこちら

個々を完全に遮断するのではなく、ひとつ屋根の下つながっている。そのつながりは、空間のつながりだけでなく、少しだけ窓から垣間見れたりすることでも良いのかもしれません。

そんなつながりも家族という観点での居心地の良さだと思います。


「木漏れ日の家」(軒が出た家・薪ストーブがある家) 詳しくはこちら