岡崎市で快適な住まいづくりを考える工務店 サン工房岡崎スタジオ【通風を考える】~木の家設計作法-其の209~

最近は省エネの観点、または健康に過ごすという観点から、より家の断熱化の傾向が高まり、
断熱化することで、同時に気密化も進んでいると言ってもいいでしょう。

私たちの家づくりも、今後もそれらの性能を上げていく方向性で仕様を少しずつ変えていくことになると思っています。

しかしながら、最近は夏も窓を開けないでエアコンを回していた方が良いということを言っている方もおられます。
その理由としては、夏の温度や湿度はダニの繁殖につながるとのことです。

確かにそれはそれで嫌なものですが、だからと言って夏窓を開けて風を入れることを全てダメというのはどうなのかな?とも思います。
エアコンの風は嫌という方もたくさんいらっしゃいますし、また、時間によっては全然快適な涼しい風を入れることもできます。

確かに湿度の高い日中暑い時は、熱中症の観点からもエアコンをつければ良いと思いますが、
夏でも朝や夕方は涼しい風が心地よいものですので、そのような風はしっかりと入れる設計を今後も心掛けたいと思います。


「掌和の家」(涼風を入れる家・軒の出た家) 詳しくはこちら