岡崎で丁寧に木の家をつくる工務店が完成【明日はスタジオオープン】~ひとりごと-其の4~

サン工房岡崎スタジオが明日オープンします。

本日は、いろいろな物を買い添えたり、お花を生けたり、書や絵画を飾ったりと一日準備に追われておりました。
何とか計画していたことも準備でき、本日投稿できなかったブログを打っているのですが、岡崎スタジオオープンに際し、これまでのいろんなことを想い返し、うれしい気持ちこみ上げてくると同時にいろんなひとに感謝しなければいけないという気持ちになりましたので少しだけ綴らせていただきます。

新しい事務所を設立することは、昨年の7月ごろから考え始めました。しかし本当に進めるかどうか最終決定したのは、今年になってからでした。巷では消費増税による不況が始まっていただけでなく、新型コロナまで流行り出していた頃、決断に迷いが無かったはずはありません。しかし、最後は、自分が今以上にやりがいを感じたり、楽しいと思えるのはどっちかと心に問いかけ、決断させていただいた次第です。

事務所設立が年明けに決まってもまだ事務所を開く場所がどこの街にするのかも全然決まっていませんでした。それまで西三河~名古屋のいろんな街に下見には行っていました。しかしなかなか決められないでいました。最終的に岡崎に決めたのは2月だったと思います。最初は適度に街で適度に田舎であること(どこかこれまでの浜松に似ている感じだったこと)と、何とか通える範囲ということで、決めたと思いますが、不動産屋さんと物件を巡ったり、街を下見するうちに、この街がどんどん好きになっていったような気がします。
物件探しについては、不動産屋さんを2件ほど回り、もう1件くらいは行っておいたほうが良いかなと軽い気持ちで行った3件目の不動産屋さんで、この事務所を紹介されました。その日は岡崎に桜が満開の日でした。朝、桜が満開の岡崎城公園へ行き、龍城神社でお参りしたのですが、その段階で何かに導かれていたような気がします。そしてその後に行った不動産屋さんで案内されたのが、桜の満開の木のたもとに建つこの事務所だった訳です。ある意味運命的な出会いをしたこの日は一生忘れないと思います。

事務所が決まってからは、物事がトントン拍子に進みました。5月から改修工事の設計を始め、7月からは工事に着手した改修工事も9月下旬には無事終わりました。工事については、関わっていただいた方からの提案や工夫もあり、私が当初思っていたものよりも良くなったと思っています。

このような経緯を経て、いよいよ明日オープンできる運びとなりました。

まずは、これまでサン工房で建てていただいたお客様に本当に感謝したいと思います。たくさんのとても良いお客様が私を育ててくださいました。
本当はひとりひとりのお客様にご挨拶にお伺いしなければならないところではございますが、申し訳ありません。これからも私どもは「家守り」として皆様の家を末永く見守らせていただきますので、皆さまもサン工房をいう会社を見守っていただければと思います。

そして次に、これまで良い家づくりのために、ご協力いただいた協力業者の皆様にも感謝いたします。
私たちの家づくりへの想いをご理解いただき、無理も聞いてくださった業者、職人の方々がいてこその我々です。
今後は少し遠い現場になってしまいますが、ご協力いただけたら幸いです。

そして最後に㈱サン工房・スタジオの設立を応援してくださり支えてくださったサン工房の松井社長を始め、社員の皆にも感謝したいと思います。
場所は離れても、「日本の家をつくる」志は同じですので、これからもお互い熱い気持ちで頑張っていきましょう。今後ともよろしくお願いいたします。

明日からも「日本の家をつくる」サン工房として“良い家づくり”に尽力してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

本日、生きた花を飾ったことで、またひとつ生き生きとした空間になったと思います。

サン工房松井社長からいただいた書です。

書は静岡県磐田市の書道家石田不空さんの作品です。
「不動」の文字が描いてあります。
自分で決めた道であるならば、どんなことがあっても動じない心で突き進めという意味です。


先日、浜松のサン工房で行われた企画展「生き方を彩る」を主催したアートギャラリー玉庵さんの代表の松島比呂子さんから譲り受けた和紙彩画です。
四つの絵が人生を物語る「LIFE」という作品です。和紙彩画はあまり馴染みは無いかもしれませんが細かい和紙を張り重ねていくとても繊細な技法と他にはない柔らかい色合いには驚かされます。


同じく企画展「生き方を彩る」で展示されていたものの中で気に入り、購入させていただいた野沢栄子さんの作品「もみじの花」です。

これらの作品はいつでも御覧になれます。
是非遊びにいらしてください。