岐阜県可児市で和風の木の家基礎工事中【「行雲流水の家」基礎コンクリート打設】~現場の風景-其の14~

岐阜県可児市で工事中の「行雲流水の家」。

先日は基礎の立上りコンクリートを打設しました。

今回も天気が良く打設日和の日に作業を行うことができました。

今回の打設前の確認作業としてはアンカーボルトの確認作業を行いました。先日は配筋検査でしっかり鉄筋の配筋状況は確認しておりますの

で、今回はアンカーボルトが所定の位置にしっかり入っているかどうかの全数確認とアンカーボルトの高さの確認を行いました。

またその他の確認としては基礎のコンクリートを打設していく高さのマークの確認なども行いました。

コンクリートについては、受け入れ確認検査として、コンクリートの配合が設計どおりになっているか、また事前に提出してもらっている

配合報告書どおりかを確認しました。またコンクリートの流動性や柔らかさを判定するスランプ試験も行いました。

これらのチェックをしっかり行ったあと、いよいよ打設開始です。作業はポンプ車という機械でコンクリート圧送しながら、

順次型枠にコンクリートを流し込んでいきます。

流し込む際の注意点としては、バイブレータという機械で、コンクリートに細かい振動を与えながら進めていくことで、

コンクリート内に含まれる気泡を上手に抜いていかなければならないことです。この作業をしっかり行うことで、

密実なコンクリートが打設されます。今ではいろんな機械を使って振動を与えていきますが、型枠をハンマーでたたくことで振動を

与えることもあります。

コンクリート打設においては、まだまだ注意しなくてはならないことはたくさんあります。

まだ練ったばかりの乾いていないコンクリートのことを生コンといいますが、読んで字のごとく、生ものですので、

り扱いにはいろいろな注意が必要なんです。