岡崎市の木の家工務店から 燕居の家 気密測定。~スタッフのひとりごと-其の10~

今週前半は日中、真夏のような暑さでしたが、朝晩は少しずつ秋の気配を感じるようになりました。
季節の変わり目ですので、皆さんも体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

さて、今週は、刈谷市の「燕居の家」にて気密測定を行いました。
気密測定とは部材どおしの取り合いなどで、空気が流れる隙間がどれくらいあるかを確かめる検査のことです。

私たちがこの気密測定をする目的は、より気密を高めることにより、冬の冷気の流入を少なくし、より快適に過ごせる家にすることと、
隙間による熱損失を少なくすることで、省エネにつなげていきたい為です。


ラッパのような機械にはファンがついていて、空気を外に送り出すことで、部屋の空気を負圧にします。


このような計測機械を使って空気がどの程度漏れているかを測定します。

第三者の気密測定業者さんが測定しながら、空気が流入している場所を細かく探していきます。
私たちも施工中には、隙間が無いように完璧に施工したつもりでしたが、空気に圧を掛けることで、これまで気づかなかった隙間を見つけることができます。

今回の気密測定は、数値的には目標値を上回る良い結果を得ることができましたが、数値が出れば良いわけではありません。
より気密を高めるために、気密測定のプロの方の第三者の目も借りながら、しっかり細かく確認し、隙間が無いようにしていくこと、そして今後の物件においても同じヶ所の気密を高められるようにしていくことがとても大事なことだと思います。

最後に再度気密測定をしていただきましたが、最初行った測定データよりも数値は良くなりました。

これからも快適に暮らしていただくための気密施工をしっかりと行うことで、より住み心地の良い家造りをしていきたいと思います。