岡崎市の木の家工務店から 刈谷市の現場~スタッフのひとりごと-其の2~

先週に引き続き、今週も二日間連続で刈谷市の現場に行ってきました。大工さんも全ての断熱材(ネオマ)を入れ終えてくれており、すでに床の合板が敷かれていました。仕事がすんごく早いです(笑)

 

ちなみに前回の~ひとりごと其の1~で紹介させてもらった、サン工房スタジオで使っている断熱材ネオマフォーム。

これは断熱材の中でも圧倒的な断熱性能なんです。なぜそんなに断熱性が高いのかと申しますと、髪の毛の太さほどの小さな気泡構造になっていて、ほかの断熱材と比較しても際だって小さいんです。そして小さいほど熱移動が少なくなり、熱が伝わりにくくなるとのこと。

だからこそネオマフォームはほかの断熱材と比べても圧倒的な断熱性能を誇るということです。


そして、今回この二日間で断熱性能のほかに気密性も高めるため、ネオマの隙間を埋める気密処理を行ってきました。気密処理は基本的に隙間を埋める作業になります。ネオマの隙間から室内に空気を入れないためにコーキング処理をしてきました。

コーキングとは気密性や防水性を高めていくために隙間に充填することを言います。

現場だとコーキングと言う方のほかに、よくシーリングと言う方もいらっしゃいます。基本的な意味合いは一緒なのですが、調べていくと厳密には違うらしく、

なんでもシーリングは気密性や防水性を高めていくほかに、防音や断熱効果も高めていくことを言うらしいです。

ですが、基本ほとんど変わりは無いそうで、職人さんによって名前が変わってくるといった現状なのだと思います。

この、中に詰められているネオマの枠を、なぞるようにグレーで塗っているものがコーキングです。

このときただ塗るだけではなく押さえつけて隙間を埋めてあげる、充填させるといったことが大切です。

ネオマの隙間だけでなく柱や壁面のところなどもシーリング処理をしておくと安心です。

気密にできているか疑わしいところは全て気密処理していきます。

その後、床全面の気密処理も行っていきます。床合板どうしの隙間も気になるので、このように防水テープを貼って気密処理をしてきました。