岡崎市の木の家工務店から 刈谷市の「燕居の家」プラスターボードを張り始めました。~スタッフのひとりごと-其の26~

こんにちは。

朝は寒いですが、昼間は日も出てまだ暖かいですね。

さて、先週から〝燕居の家〟にてプラスターボード(PB)が張られ始めました。

 

PBとは内壁の仕上材(左官やクロス、和紙など)の下地材になります。

このPB作業が終わり次第、左官屋さんやクロス屋さん、和紙屋さんなどが現場で作業されます。

ですので、このPBが終わり次第、基本室内の大工仕事は完了となります。

そんなPBですが、これは石膏でできたボードのことを言います。

石膏とは硫酸カルシウムを主成分にした天然の鉱物です。

素材の特徴といたしましては、熱すると石膏に含まれている水分が蒸発し焼き石膏となります。そしてその焼き石膏に水を加えますと再び元の石膏に戻って固まるという特徴がございます。

そしてその性質を利用しましてプラスターボード(PB)は作られております。

今度はPBの特徴ですが、非常に安価であることと、丈夫であること、熱に強いというこの三点が挙げられます。

まず値段ですが、およそ同じ大きさの合板と比較して考えたとき、1/3~1/10ほどの値段が抑えられます。

その次に丈夫であるということですが、PBには表面に厚紙が付いておりまして、その厚紙の繊維と一体化しながら石膏が固まりますので非常に頑丈になってきます。

最後に熱に強いと言うことですが、PBの20%が水分で出来ております。この水分は通常は蒸発することはありませんが、熱が加わると蒸発を始めます。そのため、ボードの温度上昇を遅らせることが出来、且つ熱や火そのものを伝えないようにするため熱に強い素材と言えます。

以上の点からPBを使用するという会社はもの凄く多くいるという引っ張りだこな素材であります!