【空気を利用する】~新米設計士のひとりごと-其の3~

こんにちは。

まだまだ夜は冷え込みますね。

お茶も冷たいのではなく、温かいものを飲んでいる和出(わで)です。

ちなみに私は湯飲みでお茶を飲んでいるので、

持つと熱く、少し覚めてから飲んでいます。。

陶器の湯飲みなので熱が伝わりやすいんです。

 

コンビニの紙コップとかはあまり熱くなくてすごいですよね。

あの紙コップは熱くならないよう(熱が伝わりづらいよう)工夫されているのですが、

皆さんご存じでしたか?

 

ちなみに昨日、大工の長谷川がブログで【悠悠閑閑の家】でなぐり加工の紹介をしていましたが、

 

なぐり加工 床板 スプーンカット

職人からの目線はこちらから←

 

実は、少しばかりですが同じように熱が伝わりづらい特徴があります。

 

コンビニの紙コップ、なぐり加工。

これらに共通しているのは“空気の層”です。

 

金属や私が使用している陶器の湯飲みは熱を伝えやすい性質がありますが、

空気には熱を伝えづらいといった特徴があります。

 

コンビニの紙コップ、

少し表面が凸凹していませんか?

あれが熱を伝わりづらくする工夫なんです。

 

凸凹することによって、手で持ったときの接地面が空気の層で熱が緩衝されます。

 

また、【悠悠閑閑の家】のなぐり加工も同様に凸凹していて熱を伝わりづらくする効果があります。

特に冬場など、フラットな床よりも冷たさを感じにくいと言った特徴が挙げられます。

 

ちなみに、熱の伝わりやすさを数値化したものを熱伝導率と言います。

熱伝導率が低いほど熱が伝わりづらくなるのですが、

空気は熱伝導率が低いものになってきます。

 

そんな空気を利用したなぐり加工がみられる【悠悠閑閑の家】では現在施工中見学会を開催しております。

どんどんかたちが出来上がって来ていますので、是非この機会のご参加いただけたらと思います。

詳しくはこちらから!