【気づいてくれる】~職人からの目線 其の45~

こんにちは。

 

単身赴任中のアパート付近で不発弾が発見され、寝られない夜を過ごしている長谷川です。

 

今週末に『悠々閑閑の家』の完成見学会が開催されます。

予約はこちらから

大工工事を担当した、私、社員大工の長谷川から、こだわりポイントを紹介します。

豊明市 木の家

上の写真から『こだわりポイント』を説明していきます。

 

まずは、横に掛かる杉の梁の下に取り付けられた照明。

ショップライン(黒いレールコンセント)を梁に埋め込んでレールを隠しました。

 

同時に照明の電源ケーブル(電気配線)も隠しました。

梁の上から見ても分かりません。

これは上棟前から電気屋さんと配線ルートを相談して、仕込んでおきました。

 

そして、その梁の上に立つ束柱(天井と梁の間の短い柱)を杉にしました。

何も指示をしなければ、桧を使用しますが、天井の杉板に合わせて樹種を変更しました。

 

写真では分かりづらいですが、その束柱が天井から生えているかのように、天井板の継ぎ手も工夫しました。

 

他にも床板ですが、ダイニングの床はなるべく節が少ないものを選定して張っています、残りの節が多いものは廊下などに張りました。

現地に行けば分かりますが、同じ梱包された床材とは思えないぐらい違います。

床を張る前に、すべて梱包をばらして、1枚1枚仕分けた結果が、この違いを生みました。

 

まだまだ『こだわりポイント』はありますが、思いが爆発して、ブログが長くなる前にやめておきます。

 

こだわりは、作った本人にしか分からないし、気付いてもらえないかもしれません、しかし、それらを積み重ねることで違いは確実に生まれました。

 

思いを込めて家づくりした自信はあります。

 

ぜひ『悠々閑閑の家』を見てから、将来の家づくりを考えてみてください。