【手で行う加工】~新米設計士のひとりごと-其の8~

こんにちは。

最近、自分流に料理を作るのですが、中々うまく行かず結局メニュー通りに作ってしまう和出です。

 

自分流かはわかりませんが、皆さんは“造作”をご存じですか?

造作材とは敷居や鴨居などの建具(戸や扉の枠)や框や長押、階段材などのことを言います。

 

サン工房スタジオでは、

大工自ら(ノコギリやノミを使い)木材を加工する

手刻み造作加工を行っております。

 

造作材は完成したとき表面に見えてくる仕上部分になります。

サン工房の大工は皆さん綺麗に仕上げて下さるのですが、その上で、加工の仕方は大工さんそれぞれですので、

ここが大工さんの腕の見せどころとなる部分でもあります。

 

節がある部分はなるべく見えないようにしたり、木の特徴を見て木材を加工したり。

様々な工夫がされております。

 

こちら↑はささらと呼ばれる階段材を加工しております。

来月7/16(土),17(日)に完成見学会を開催します、岐阜県可児市にある『行雲流水の家』では階段も全て大工が加工して下さっております。

また、それだけで無く、外部の柱や梁、垂木、格子、デッキなど。

全て大工の手刻みですのでよろしければこの機会に是非サン工房スタジオの住宅と大工の刻み技術を見に、見学会にご参加いただけたらと思います。

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