岡崎市の木の家工務店から 【地盤改良!】~スタッフのひとりごと-其の36~

こんにちは!

昨日は晴れていたのに今外を見たら雲が出てきてしまいました。

そういえば今週から愛知県豊明市の現場で基礎工事が着工されました!

そして地盤改良の前に先週、地盤改良なるものを行いました。

 

「地盤改良」。もしかしたらお聞きになったことがある方も多々いるのではないでしょうか。

例えば建物をどれだけ耐震補強させてもその下にある地面が柔らかければ建物は崩れてしまいます。

そのため、建物の下にある地面が固いかどうか調べ、柔らかければ固い地面があるところまで杭を差し込みその杭を家に固定させて地震に強くするやり方や、

建物が建つ下の地面をおよそ2mほど掘り、その中にセメント系の固化剤と掘った土を再度入れ直しかき混ぜることによってセメントと土が固まり地震に強いお家を建てるというというようなやり方があります。

これらの事を総称して地盤改良と言います。

そして今回の現場でも地盤改良を行いました。

簡単に説明しますと、地面に穴を掘って、支持地盤と呼ばれる構造物(建物)を十分安全に支持する能力のある固い地盤に鋼管杭を挿入します。

そうすることによって支持地盤に固定されると共にその上にある地盤にも支えられて強力な耐震性を発揮します。

また、沈下しないために鋼管杭の先端に先端翼を設置します。

この黒い翼(↑)が単管パイプの先端について沈下を防ぎます。

工事に関しては上の写真(↑)のように先端翼を取付けた状態でドリルで穴を開けていきます。

穴を開けていき支持地盤までたどり着きましたら、今度は鋼管杭を先端翼に挿入します。

最後に穴を埋めていき完了となります。

この工程を、上の写真(↑)の白い線の交点全てに打っていきます。

 

工事時間は大きさにもよりますが、今回は一日かかりました。

この日はとても寒かったのですが職人さん方はへっちゃらな顔で工事を進められていたので頼もしかったです!