薄明りの家

うすあかりのいえ
「新しい土地で田舎暮らしをしながら地域の人たちと溶け込みたい」「ひとつひとつを丁寧につくったり、手を掛けたりするような、質素だけどある意味贅沢でもある生活をしてみたい」というお施主さんが里山の風景が広がる奥山に土地を購入されて建てたお宅です。このように希望される生活がはっきりとされていたことで、私も設計当初からイメージもどんどん湧いてきて共有することが出来ました。実施設計中や施工中においても、それぞれからいろんな意見や案が飛び交い、とても楽しく家づくりをさせていただいた感じがします。今回は家の設計、お施主さんとの関係において本当に理想の形で進められたと思います。今後もここで暮らすお施主さんの生活を見守っていけたらと思います。